下記の通り、第98回中国四国外科学会総会 / 第28回中国四国内視鏡外科研究会のシンポジウムと一般演題、研修医・専攻医セッションを募集いたします。
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近年,肺癌診断精度の向上によって小型病変の占める割合が増加している.そして小型肺癌における区域切除の優位性を示したJCOG0802/WJOG4607Lの結果を受け,ますます区域切除が増加すると予想される.即ち,今後の呼吸器外科医は肺葉切除と同等の根治性を担保しつつ,呼吸機能を可能な限り温存するための高度な技術と治療戦略が要求される.各施設によって区域切除の手術手技は多様であり,その適応も様々である.それぞれの創意工夫について議論していただきたい.
乳癌領域では, CDK4/6阻害剤, PARP阻害剤などの新規薬物の登場により, 再発乳癌の治療方針が大きく転換した. 甲状腺癌領域では, 切除不能・再発甲状腺癌に対し, 2014年に分子標的治療薬が保険適応となり, 2022年には新たにセルペルカチニブとその適応に関するコンパニオン診断オンコマインDxが保険適応となった. 進行再発乳癌・甲状腺癌の分子標的治療薬の新たな可能性について, 各施設の治療成績・方針をデスカッションしていただきたい.
直腸癌に対するロボット支援手術は保険適応となってから6年が経過し、定型化が進んでいる一方で、従来の腹腔鏡手術に対する優越性については未だ議論の余地がある。また、結腸癌に対するロボット支援下手術は2022年度から保険適応となり、導入する施設が増えてきているが、結腸癌はその部位や進行度によって手術の難易度が大きく異なり、ポート配置やアプローチ方法、吻合方法などは施設によって様々である。本セッションでは大腸癌に対するロボット支援手術の手技とその工夫、短期成績について報告していただき、今後の展望と課題を討議いただきたい。
弁膜症に対する低侵襲手術(Minimally Invasive Cardiac Surgery: MICS)の施行数は年々増加している。MICS弁膜症手術には直視下手術、完全鏡視下手術、ロボット支援手術があるが、それぞれの手技の特長や成績、ピットフォール、若手の教育方法やラーニングカーブ、各手技のすみ分けや未来像などについて幅広く議論して頂きたい。
昨今の肝胆膵癌に対する薬物療法の進歩はめざましく、これまでの化学療法もしくは化学放射線療法はもとより分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬などの導入により、切除不能例においてもconversion surgery導入例が増えつつある。本セッションでは、肝胆膵切除不能進行癌に対する各施設の新たな集学的治療の取り組みやconversion surgery達成率、その治療成績について提示していだき、今後の方向性について議論したい。
外科研究は、癌、移植、再生と多岐にわたる。従来の癌細胞を標的とした研究から、腫瘍微小環境・腫瘍免疫に焦点を当てた研究や、がん免疫療法の効果予測のためのバイオマーカーの同定、AIを活用したRadiomics、ICTを駆使した診療診断支援、多能性幹細胞を用いた基礎的な研究成果からのトランスレーショナルリサーチ、移植医療と再生医療のクロストークなどが新たな外科研究の発展の鍵となると考えられる。本セッションでは、将来に繋がる基礎から臨床研究にいたるまで様々な視点で議論をいただきたい。
近年、進行胃癌などより難易度の高い症例に対しても腹腔鏡手術が行われ、ロボット手術も普及し、腹腔鏡手術とロボット手術が標準治療になりつつある。また接合部癌は増加している一方で、切除範囲,郭清範囲ならびにアプローチ法など至適術式選択は未だ定まっていない。そこで、本セッションでは、腹腔鏡手術・ロボット手術の利点と欠点、治療成績、限られた症例数の中での次世代の教育方法など、接合部癌も含めた、胃癌治療のNew normalとして様々な角度から論じていただきたい。
近年、様々な外科領域において漢方が使用され、周術期合併症の治療や予防、化学療法の副作用対策、緩和ケアにおける症状軽減など、漢方の有用性が多数報告されている。本セッションでは、漢方の外科領域における意義について、周術期や化学療法中を含め、基礎的・臨床的見地から幅広いテーマでご発表いただきたい。
腸内細菌叢は発がん、腫瘍免疫、治療効果などに影響しうると報告されている。外科領域においても、麻痺性イレウスなどの発術後合併症、予後などとの関連や、外科系ICU患者におけるdysbiosisと臓器不全との関連なども指摘されている。また、近年がん免疫療法と腸内細菌の関係も注目されている。本シンポジウムでは外科と腸内細菌についての最新の知見を示していただきたい。
5か所まで登録可能です。
共同演者は筆頭演者を含めて15名まで登録可能です。
入力漏れのないようご注意ください。
全角60文字以内
全角850文字以内
また、図表の登録はできません。ワープロソフトで作成後、コピーして貼付されることをお勧めします。特殊記号・文字はホームページ上で操作してご利用ください。抄録に関しては、誤字・脱字・変換ミスを含め、事務局での校正・訂正は行ないませんので、十分にご確認ください。
演題登録をされた後は、必ず演題登録確認画面をプリントアウトして保管しておいてください。
演題登録の受領はe-mailで行ないます。演題登録後、演題登録受領のe-mailが届かない際には、運営事務局までご連絡ください。
演題を登録する際に、登録者本人に任意のパスワードを決めていただきます。
パスワードと演題登録番号は、抄録内容の修正、お問い合わせ時に必要となります。パスワードと演題登録番号は、必ず書き留めるか、その画面をプリントアウトして保存することをお勧めします。
なお、パスワードに関するお問い合わせには、セキュリティーの関係からお答えできませんのでご了承ください。
演題登録期間中は、何度でも演題の修正・削除が可能です。演題の修正・削除には、演題登録時の演題登録番号及びパスワードが必要になりますので、ご注意ください。
演題の採否は、会長一任とさせていただきます。
演題の採否確定はメールにてご連絡いたします。ご発表いただく日時は、本ホームページに掲載いたします。
締切間際には、登録や変更が殺到し、アクセスしにくくなる可能性がありますので、早めの登録と修正をお勧めします。
なお、抄録内容の修正を必要とされない方も、念のためホームページへアクセスして、「確認・修正画面」で抄録内容を呼び出し、抄録が登録されていることを確認されるようお勧めします。
日本外科学会の「外科研究の利益相反に関する指針」に準じて、発表時にCOIの開示が必要です。発表者は該当するCOI状態について発表スライドの最初(または演題、発表者などを紹介するスライドの次)に開示してください。
詳細は、日本外科学会「外科研究の利益相反に関する指針」をご確認ください。
演題登録は、① COI申告、② 演題登録 の順序で続けて行います。
《運営事務局》
徳島大学 消化器・移植外科
〒770-8503 徳島県徳島市 蔵本町3-18-15
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