会長挨拶

第121回日本消化器病学会四国支部例会 会長 森根 裕二
第121回日本消化器病学会四国支部例会
会長森根 裕二
(徳島大学大学院医歯薬学研究部 消化器・移植外科学 准教授)

 この度、第121回日本消化器病学会四国支部例会を2024年 6月8-9日 (土-日)に、徳島の地で開催させて頂くこととなりました。今回も第132回日本消化器内視鏡学会四国支部例会(会長:岡本 耕一 先生 徳島大学消化器内科)と合同で開催させていただきます。伝統ある支部例会の会長を仰せつかり、大変光栄であるとともに、その大役に身の引き締まる思いです。また、前回2008年の島田教授の開催以来、15年ぶりに当科医局で開催することにあたって、教室員一同大変名誉なことと存じております。このような栄誉を賜りましたことを、心から感謝申し上げますとともに、支部例会の盛況に向けて鋭意尽力する所存です。
 今回のテーマは、「消化器疾患:診断と治療の進化と深化~Evolution & Deepening~」とさせていただきました。ご存じの通りCOVID-19のパンデミックをきっかけに、急速かつ強制的なデジタル化の進展など、これまでになかった新しく、大きな変化を受け入れる社会全体の意識が高まったと思います。同時に昨今の医学のめざましい進歩も、パラダイムシフトと言っても過言ではなく、そういった様々な変化を受け入れ、理解していく姿勢が我々に求められています。例えば、新たな新規抗癌療法や分子標的薬、免疫阻害薬などの登場により、消化器癌の治療戦略も急速に変化していますが、特に外科学においては、低侵襲手術の推進、ロボット手術の展開など後戻りのできない変化と同時に、内科的治療の進歩による外科切除適応の是非を再確認することも必要となっています。このような消化器疾患の診断・治療が、急速に進化しつづける現状で(Evolution)、過去の経験とともに新しいものを認識し、そしてそれを理解し実践していく、つまり深化していく姿勢(Deepening)、が重要であると考えています。そういった思いを込めて“消化器疾患の進化と深化”を議論することで、さらに新たな展開を生み出すヒントとなるような支部例会にしたいと思っております。また、本例会開催時点で、ついに働き方改革が実践されていますが、トピックスとしてDiversity & Inclusionを含めた各施設における改革に関する取り組みについてもセッションを設けさせていただきました。
 全国学会ではなく支部例会ならではの利点を生かし、対面での熱い討論とともに会員相互の懇親なども深められることを願って、教室員一同、心より歓迎したいと思っております。多くの先生方のご参加(ご来場)を心待ちにしております。若輩ではございますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

2024年1月吉日

第132回日本消化器内視鏡学会四国支部例会 会長 岡本 耕一
第132回日本消化器内視鏡学会四国支部例会
会長岡本 耕一
(徳島大学病院 消化器内科 講師)

 このたび、第132回日本消化器内視鏡学会四国支部例会を2024年6月8日(土)、9日(日)の2日間、あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)において、第121回日本消化器病学会四国支部例会(会長:森根裕二先生 徳島大学大学院医歯薬学研究部 消化器・移植外科学)との合同で開催させていただくこととなりました。歴史と伝統のある本会会長を拝命し、大変光栄に存じております。このような機会を与えて頂きました支部長 稲葉知己先生、並びに幹事・常任評議員、支部評議員、学会会員の先生方に心より感謝申し上げます。
 さて、本会は主題テーマを「消化器疾患:診断と治療の進化と深化~Evolution & Deepening~」といたしました。近年、消化器内視鏡学の進歩は目覚ましく、画像強調観察技術や内視鏡治療技術の進歩、さらに内視鏡AI(Artificial Intelligence)の応用へと尽きることがありません。しかし、折に触れ、過去の経験を紐解きながら振り返り、省察する事により、さらに新しい知識や見解に気付かされることがあるかと思います。本会では皆さまと“消化器疾患の診断・治療の進化と深化”を議論する事で、消化器内視鏡学を過去から現在、そして新たな未来へとゆっくりと着実に導く事ができるような温かみのある支部例会にしたいと思っております。
 合同シンポジウムは「消化管疾患:診断と治療の進化と深化」、「肝胆膵疾患:診断と治療の進化と深化」をテーマに、四国の各施設から、様々な消化器疾患に対して幅広いご演題を募集させていただきたいと考えております。
 また、特別講演では、小山恒男先生(佐久医療センター 内視鏡内科)を講師にお迎えし、ご講演いただく予定であります。貴重なご講演を伺えるまたとない機会と期待しております。消化器内視鏡学を担っていく若い先生方を始めとする多くの先生方にお越しいただき、活発な議論が徳島の地で展開されますことを楽しみにしております。本会が、皆様にとりまして実りの多い学会となりますよう、全力で取り組んでまいります。ご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。

2024年1月吉日