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徳島大学病院
小児外科・小児内視鏡外科
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会長挨拶

第33回日本小児外科QOL研究会 会長 石橋 広樹
第33回日本小児外科QOL研究会
会長 石橋 広樹
徳島大学病院 小児外科・小児内視鏡外科 教授

 この度、第33回日本小児外科QOL研究会を徳島の地で開催させて頂くことになりました。歴史と伝統あるこの研究会を担当させて頂くことは身に余る光栄であり、会員の皆様に感謝申し上げます。
 日本小児外科QOL研究会は、小児外科患者さんがより良い生活を過ごせるように医療・福祉に寄与することを目的として、全国の小児外科関係の医師、看護師、チャイルドライフスペシャリスト、保育士などが集まり、小児外科患児のQOLに関する研究と知識の共有を図ることを目指しています。
 徳島大学主催としては、嵩原裕夫先生(第16回)に次いで2回目であり、この時は8月の阿波踊りの期間に開催して、前日に会員の皆様と阿波踊りに繰り出したことを懐かしく思い出されます。流石に今回はCOVID-19の関係もあり、同様のことは出来ませんが、皆様を徳島にお迎えして、精一杯のおもてなしをしたいと考えています。
 COVID-19のパンデミックも終息しつつありますので、今回の研究会は以前のように現地開催のみとして、主題テーマを「小児慢性便秘の治療」としました。それ以外にも小児外科患児のQOLに関する演題を広く募集します。胃瘻・気管カニューレ・ストーマの管理、トランジションに関する問題、皮膚・手術創ケア、小児在宅医療、手術手技とQOL、排便・排尿管理、緩和ケアなどに関する一般演題を募集します。
 特別講演として、十河 剛先生(済生会横浜市東部病院小児肝臓消化器科)に小児慢性便秘の治療について、山下陽子さん(SUN’S代表)にバルーンアートによる小児病棟訪問ボランティア活動について、さらに教育講演として窪田 昭男先生(月山チャイルドケアクリニック)に総排泄腔異常の術後長期的QOLについて、ご講演頂くように企画しております。
 久しぶりに行動制限がない形で研究会を開催出来て、前日には懇親会も予定しておりますし、お時間が許せば徳島観光(鳴門の渦潮、大塚国際美術館、祖谷のかずら橋など)も良いと思います。できるかぎり多くの皆様のご参加、ご協力を賜り、実りある研究会にしたいと準備していますので、演題応募、研究会参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。